目次

  • 活動コンセプト
  • 活動理念
  • 発足の経緯
  • サークル名の由来

活動コンセプト

「お互いに支え、問題を普及し、みんなで今後を考える」  

活動理念


①相手の立場に立つ。         
②患者の負担を緩和し、健全で安定した生活を目指す。         
③社会的差別や偏見に反対し、患者の尊厳を確立する。         
④医師や市民と結びつき、皮膚炎に対する適切な医療と環境を考える。

発足の経緯

現在のアトピー性皮膚炎治療では、ステロイド外用剤を使用する治療が一般的となっております。多くの患者さんは医師に言われた通りにステロイドを使用しますが、ステロイドは症状を抑える効果しかなく、症状が完治することはなかなかありません。その上、ステロイドを使用した治療を続けていると、ステロイドで症状を抑えることが困難となり、やめると深刻な皮膚症状が現れてくる場合があります。この症状はステロイド依存性皮膚症とよばれています。

以上のような問題がありながらも、現在はアトピー性皮膚炎を治療する有効な方法はありません。その中で数年・数十年という長期間の間、ステロイド外用剤を使用し続け、ステロイド依存性皮膚症に陥ってしまう患者さんが数多くいらっしゃいます。アトピー性皮膚炎の患者さんやステロイド依存性皮膚症の患者さんは、皮膚炎症状に苦しむだけでなく、生活面や精神面における問題、就労・学業・経済面における問題など、多方面からの問題を抱えています。

そのような患者さんの負担を和らげ、アトピーやステロイド依存性皮膚症で苦しむ患者さんを今後なくしていくためにはどうすればいいかを患者さん目線から考えていくため、皮膚炎患者サークルCalanColonを結成いたしました。CalanColonでは、患者さん同士の交流を通してお互いの精神ケアに取り組み、また、アトピー性皮膚炎の現状を学びながら今後の展望を描いていくことに取り組んでいきたいと考えております。

サークル名の由来

CalanColon(カランコロン)という名前は、喫茶店等に設置されているドアチャイムの音から名前を考えました。皮膚炎の症状に苦しみ、辛くなってきても、行きつけの喫茶店のように帰りたいと思える場所がある。そう思えるような患者さんのサークルになりたいと思っています。

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